ドイツへ留学しようと思ったわけ ―その2
ということで、前回のその1に引き続きその2です。
もちろん、4年生のときに出場した、ブルガリアはプロブディフで行われた U23 World Rowing Championships に出場した時には自分の中でもその意志があったわけで、7月の時点で前回書いた4つのどの方法を選択するか決まっていなかったら非常にやばい状況だと思う。実際のところどの方向へ行くか考えたのは2017年の1月ぐらいで、先行途中でも代表コーチのギザビエさん(フランス出身)にも相談したりし、アドバイスをもらった。『フランスのどこかのチームを紹介することもできるよ』とも言ってくれ『まー、どこへ行くにせよあまり田舎すぎるところはおすすめできないし、まだ若いからボートばかりやるのではなく、他のことにも挑戦できる場所を探すことをおすすめするよ』と言ってくれた。
そんなこんなで、他の関係者にも相談し協力えることができて、複数のクラブを紹介してもらえた。正直なところ、これは留学を考えている全員に当てはまると思うことで、留学先(地域や国)には行ってみないとわからないと思うし、人それぞれ絶対に自分に合う国合わない国はあると思う。自分自身も大した数の国へ行ったわけでもないので偉そうなことは言えない。ただ、こっちに来てからチームメイトやこっちのドイツ人に聞いた話で、いくつかの候補の中にドイツ北部のとある街があってその街にも候補にあったと伝えると、『お前、あんな田舎のなんにもないところに行かなくてよかったな』とか『私は、2年間ぐらいそこに住んでいたけど、早くケルンに帰りたくてしかたなかった』とか聞いて、『あー、行かなくてよかったー』って思った(実名を出すとそこに住んでいる日本人もいるし、そのボートクラブにも失礼なので名前は伏せるけど、けど、改めて行かなくてよかったーーって思っている。)
それに加えて、留学先の言語も考えなければいけない。たぶん、留学するのにいちばん重要な問題、選択もしくは目的で、日本以外で住むとなると日本語の以外の言語も必要になる。くそー、せめて英語圏に生まれていたらとか義務教育の英語教育をもっと使えて話せる教育をしていてくれたらとか思うのは後の祭りで、もちろん、日本人の全員が全員英語ができないわけでもないし、勉強すればなんとかなる話かもしれないけど、そこに関しては文科省めとか思いながら、”将来使える言語は?” “役に立つ言語は?”とかいろいろ考えた結果ドイツになった。もちろん、英語圏に行くのも得策だと思う。というか、それが一番いいかもしれない。なんて言ったって多くの人が使える英語が話せるようになって困ることはないのだから。
他にも、留学先を選択するのに考えることはいろいろあるかもしれないけど、ここではあくまでボートをメインに留学先を決めた話なので、また別の記事にまとめたいと思っています。(例えば、その国の国民性だったり、ビザの取得に関してだったり、国の内政だったり。。。このまま書きたい内容が山のようにあるけどがまんがまん。)
そんなこんなで、クラブの受け入れ体制だったり、ビザの取得だったり、言語だったり、語学学校が周りにあるかだったり(←これはかなり重要。いろいろな面で必須)で総合的に考えた結果ドイツはノルトライン=ヴェストファーレン州レバークーゼンにある
Rudern Tennis Hockey Club Bayer Leverkusen eingetragene Verein Ruderabteilung
を選びました。えっ、長っが??? はい。まさにそのとおりでありまして、ドイツ人はいろいろ長くするのが好きなのです。(まーこれはわざと長く書いたってのもあるけど)短縮形で書くと RTHC Bayer Leverkusen e.V. でボート部門にいるよです。正直 e.V.もいらないっちゃーいらない。
そして最後に留学先に選んだドイツと地域、所属する事になったクラブにも満足しています。ただ、こればっかりは上にも書いたように来てみなきゃ、行ってみないとわからないとで、もっといいところもあったかもしれないし、ここが最高の場所かもしれない。まっ、とにかくここで良かったと最後まで思えるように頑張って行きたいと思います。いや、頑張ってます。(現在進行形笑)