超軽い工具!カルブラック!【Ad】
この記事は、当サイトのブログ『まいまいの小部屋』で2回に分けて書いたものを一部改編し1本の記事にまとめたものです。
目次
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1.概要
大阪に本社を置く東神電気株式会社様より、商品提供を頂きました。東神電気様ありがとうございます!
東神電気様がどの様な会社かご存知無い方も多いかと思うので、軽く説明させてもらうと、架線金物等を扱う会社で、自分たちの身の回りでも意外と身近で使われているものを作っている会社です。架線といえばパワーグリットで使わる電線や鉄道では欠かせない架空電車線、いわゆる空中にぶら下がっている電線です。
その他にも、関連するパーツに加え、今回紹介するいい意味で奇抜な商品の開発にも積極的な企業です。
では、早速、提供いただいた商品の紹介からしていきます。今回は外観等を見て行きたいと思います。使用感等はまた後日書きたいと思います。
カルブラックは商品名にもなっているように軽くて、黒い炭素素材と樹脂を組み合わせてできた素材 Hi-5(CFRTP材) で、第1戦として、モンキーレンチとダブルメガネレンチが商品化されました。今後も、Hi-5(CFRTP材)を使った様々な商品を開発していく予定らしいです。
カルブラック ダブルレンチ[角度15° 4丁組]
https://www.amazon.co.jp/dp/B08QM7NTK3/ref=cm_sw_r_awdo_navT_g_1E8P6VAQ318KT81D6YE3
カルブラック モンキーレンチ[最大開口幅30mm]
https://www.amazon.co.jp/dp/B08KRV98T3/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_XTMDJYP7WY8MBD0ZKHVK
このブログのメインの読者層であるローイングの関係者なら、素材に付いての説明をしなくても、身近にたくさん使われているので、分かるとは思いますが、簡単に言うと強くて軽いカーボンでできた工具です!
とはいえ、いくら強いカーボンと言っても、用途や特定の衝撃からは弱く、東神電気様も開発には相当苦労があったようです。
モンキーレンチ、ダブルレンチ共に初めて持ったときに思った感想は軽っ!表現が悪いかもしれませんが、子供向けのおもちゃみたいとも思いましたが、想像が付きやすいでしょうか?
では一つ一つ商品を見ていきましょう。
2.ダブルレンチセット
ダブルレンチセットは4組1セット、計8経に対応していて、7−8、10−12、13−14、17−19の組合せになっています。
一般的な金属製メガネレンチと比べると、輪っかの部分がかなりぶ厚めでクリアランスがあまりない場所では少し不便かもしれませんし、メガネレンチは通常六角ではなく多角であらゆる振り角からも回すことができるので、その点このカルブラックは使用場所や用途が限定されるかもしれませんが、先に紹介した、モンキーレンチと比べると最大トルク数も高いのでモンキーレンチとの組合せで使用用途は広がると思います。
また、下の写真の様にグリップ部にスリッドが入っていて、合体させて保管することもできるので、行方不明になることも少ないと思います。こう言う機能面は金属製ではなかなか難しい、かゆいところに手が届く製品だと思います。
ダブルレンチセットの参考トルク値は以下のとおりです。
使用方法もモンキーレンチ同様正しい使い方が求められます。
3.モンキーレンチ
大きさは一般的なモンキーレンチと変わりませんが、重さがめちゃくちゃ軽い!
そして、可動部まですべて同じ素材出できており、これは男ごころをくすぐります。
使い方に関しては普通のモンキーレンチと同じですが、写真にもあるように⤵の方向へ回さなければ破損等の原因になるようです。(というか、普通のモンキーレンチもこの使い方が正しいのかな?)
そして、注意点としては、下の表にあるトルクの範囲で使用すること。
また、金属製のモンキーレンチと違い、叩く、捻る等の不適切な使い方も製品保証の対象外ですので注意が必要です。
4.使用時の様子
ということで、この前のロングレースのときにリガーの取り外し、取り付けの作業があったので、そのときに早速使用してみました!
まずは、カルブラックダブルレンチ
写真は13番(M8 )を締めているところで、この部分に関しては作業領域も広くかなりいい感じに使えます。
バックステイの根本の10番(M6)も抑えの六角レンチは必要ですが、カルブラックでもしっかり締めることができました!
ただし、アダプター付きのフロントリガーを取り付ける10番(M6)の部分はクリアランスがほぼ無いため、メガネタイプのレンチは使えません。(この部分は金属製のメガネレンチでも無理なので、ボートの設計自体に無理があるとは思いますが笑)
続いて、カルブラックモンキーレンチ。
5.使用した感想
ダブルレンチ
メガネレンチに関してはかなりの完成度で、自己責任の上でそこそこのパワーを入れて締め付けて見ましたが、ローイングの競技においては本締めまで使える製品だと思いますし、この軽さ、レンチ本体が冷たくなりすぎない、おそらく、強度のために太く作っているのだと思いますが、その太さが握りやすく締めやすい。特に冬場、外での作業に関して、金属製工具はかなり冷たくなりますが、カルブラックは手が痛くなる様な冷たさと薄さではないので、ここはメリットだと思います。
また、自分のところのチーフコーチにも実際に触ってもらい、締めてもらいましたが、コーチもこの軽さでしっかり締めることができるのはかなりいいね!と言っていました。
改善してほしいところは、頭の部分を6角では無く、その倍の12角あればもっと使用できる場所も広がるのになーって思うのと、浮きをつければ水に浮くことを売りにしているのであれば、浮き等のストラップが付けれる様な穴を一箇所開けてもらえるともっと水上でもガシガシ使えるのになーっと思いました。
モンキーレンチ
モンキーレンチに関しては、商品提供を頂いて大変申し訳ないので申し訳ないのですが、残念ながらカルブラックの特性上カーボンとプラスチックの複合素材ということで、金属よりは柔らかく、その上、可動部分が有るので、可動する下の受けの部分の強度が弱く、少しパワー入れて締めようとするとナットの角の部分がレンチの面に食い込みかけて、かなり軽く締め付ける程度ならできますが、日常使いは残念ながらできるものではありませんでした。
ただ、個人的に、カルブラックのモンキーレンチのデザインや商品の所有欲を満たすクォリティーではあると思っているので、改良版が出ることを楽しみにしています。
最後に
ということで、このブログ初めての商品提供を受けたレビュー記事になりましたが、あらためて東神電気株式会社様ありがとうございました。
カルブラックモンキーレンチに関しては、現場でもどんどん使って行きたいと思います!
この商品が気になった方は下のリンクからお買い求め、ご参照ください!
カルブラック 東神電気株式会社ホームページ
Amazon Japanからご購入いただけます!
カルブラック ダブルレンチ[角度15° 4丁組]
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カルブラック モンキーレンチ[最大開口幅30mm]
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