ドイツへ留学しようと思ったわけ ―その1
まえがき、初めての記事で少しドキドキしながら頑張って書いていきたいと思うので、よろしくお願いします。
一番初めに何を書こうって思いながら、ドイツに来て約1年ちょっとが経ち書きたいことも山程あるけど、そんな中でやっぱりなんで自分がドイツに行ったか、まずそこからだよなって思ってこの話題にしました。
さてさて、自分がドイツに渡航したのは2018年の8月後半。そこからさかのぼること、2年前の2016年8月オランダはロッテルダムで行われた U23 World Rowing Championships にシングルスカルで出場手して結果は散々。帰国してインカレが迫る中、4年生の先輩たちはボートをやめて就職する人や、企業のボート部でボートを続けようとしている人、先輩たちを見ながら、自分もボートをこの先も続けたいな、いや続けるしかないのかと思ったり、将来の進路について考えはじめました。ただ、だからと言って人と同じことをするのがあまり好きでない性格上、ボート部のある企業にいって自分は満足できるのか?そんなことを思いながら、いろいろな選択をそのとき考えていました。
– 1つめは大学院へ行くこと – これは親への負担もあるが、ある程度集中しながらボートができる方法。
– 2つめはボート部のある企業にいく – これは働きながらボートを漕ぎ、企業のボート部から声がかかればそこでボートを続ける今までのボート界で最も一般的で親にも負担がかからない方法。
– 3つめ一般企業に就職してボートを続けること – これはそう簡単な問題ではないし、スポーツに対して理解があり、ある程度のサポートしてくれる企業を探さないといけない方法。
– 4つめは思い切って海外に行くこと – これはもちろん準備にも時間がかかるし、親の負担ももちろんかかる。全くツテなしじゃ難しいだろうし、言語は?ビザは?たくさんの??????頭の中にあってボート部を探すのも国を選ぶのも多分簡単じゃない方法。
話は更にさかのぼり、高校3年生。始めてU19日本代表に選ばれて始めて海外へ。小さい頃から海外へ行ってみたい気持ちがあったけど代表の活動なので観光ではないし、リトアニアってどこ?どんな国?って思いながらの初海外遠征だったけど実際行ってみると、おーーー!すげー!周り外国人だらけ!(そらそうだし、正直そこまで詳細な気持ちは覚えていない笑)だけど、ようやく念願だった海外に行けてなんとなく、海外ってこんな感じなのか、世界のジュニアのボート選手は強いし大きいって思いながらその遠征を終えた。正直学ぶことのほうが多かったし、多分その時は必死ひっしに目の前のことを処理していたと思う。
大学生になっても、ありがたいことに代表選手に選ばれイタリア、オランダ、フランス、ブルガリアに遠征に行き、イタリアはさすがご飯が美味しいし、オランダもアムステルダムやロッテルダムの街並みがとてもきれいで、『あー、ヨーロッパっていいなー、住めるなら一回ぐらい住んでみたい』って思うように(ごめんなさい、話題に出ていない国はそこまで印象的では…汗)それになんと言っても本題のボートもイギリスが発祥の地でヨーロッパでは有名で盛んなスポーツ。だから、やっぱり観客の数もすごいし、選手も強い。多分、この記事を読んでくれている日本人の殆どがボート関係者のように、日本のボート界はとても小さいコミュニティーで国内での競技知名度も低い。ヨーロッパでボートを漕げたら楽しいだろうなって次第に自分の中で思うようになっていました。
では、今回はここまで、その2に続きます。
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